◎ アーカイブは2段折りたたみアコーディオン
ンースナバー
2026.02.04
 沖縄方言で「ンースナバー」、または「ンスナバー」と呼ばれている、葉が大きく育つ野菜。 アカザ科フダンソウ属の1~2年草で、本土では一般的に収穫期が長いことから「ふだんそう(不断草)」と呼ばれる。 聞くところによると、江戸時代に中国経由で持ち込まれたらしく、本土でも栽培されており、地域により呼び名も異なるようです。
 沖縄では家庭料理にはもちろん、その大きさから家畜(主に豚)の餌としても利用され、一昔前は家の庭先や家畜小屋の近くで栽培されていました。 食の近代化で葉野菜の生食化が進み、アク抜きの必要な野菜は敬遠されぎみなのか、ンースナバーも最近はあまり見かけなくなりました。 写真のンースナバーは「JAおきなわ中部ファーマーズマーケット」にて撮影。(ご協力ありがとうございます)
 ンースナバーは味の淡白な野菜でどんな料理にも合いますが、アク(シュウ酸)があるので一度茹でて水にさらしてから使います。 昔ながらの調理方法はンースナバースネー(和え物)や、ンースナバーンブシー(味噌煮)にしていただきます。 簡単な調理方法として、茹でた後水気を切り、ツナフレークや豚バラ肉で炒めたりしてもいけますし、仕上げ際に桃ラーを加えて炒めても美味しい。


2026.02.04 18:23 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 食材
ターンムのムジ
2026.01.04
 ターンムのムジとは田芋の芋茎(ずいき)を「ムジ」と呼ぶ。ムジを食べるには下ごしらえが必要で、薄い繊維を取り、適度な大きさに切る(3〜5cm)。ここで注意するのは下ごしらえを素手ですると、かゆみが出るので両手にビニール手袋をする。 ボウルに芋茎が浸るくらいの水に芋茎を入れて、1時間くらいアク抜きをした後、水気を切る。その後の手順もあり下ごしらえに手間がかかるのが難儀です。
 ムジヌ汁はターンムのムジ(芋茎)を使います。小芋と三枚肉や島豆腐と共にみそ汁あるいはすまし汁に仕立てる。
 昔は子どもが産まれると、縁起物のターンムのクキを使った「ムジヌ汁」を作り、近所にふるまう習慣がありました。


2026.01.04 19:30 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 食材
ンジャナ
2025.12.02
 ンジャナ、またはンヂャナとも言いますが、和名はホソバワダン(細葉ワダン)、別名にが菜。キク科の多年草で、国内中部以南の海岸近くに自生しているため、わだつみ(海)と同じ意味のワダンの名称が付いたとも言われます。近縁種のワダンより葉が細いことから命名された。日本に自生するニガナとは同科別属になる。
沖縄の方言でホソバワダンをンジャナバーと呼び食用としている。独特の苦味があるが、滋養豊富といわれる。油分で和えると苦味が抑えられ、豆腐との白和えがよく知られている。風邪で熱があるときはターイユ(鮒)と一緒に煮込み、煎じ薬として食べるターイユシンジがある。
 薬草としても利用され、解熱、下痢止め、高血圧、熱冷ましになどに、葉を煎じて服用します。


2025.12.02 11:08 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 食材
長命草
2025.11.03
 長命草(チョミーグサ、チョーミーグァー)。 サクナなどと呼ばれている、野草で、和名はボタンボウフウ、セリ科の常緑多年草で、写真に見られる小さな白い花を多くつける。
 利用部分は根と若葉、サクナの根を細く削り、乾燥させて、疲労回復、滋養強壮などの薬用とします。サクナを細かく千切りにして豆腐と白味噌を使った味噌和え、軽く茹でたサクナを刻んで豚肉と赤味噌(中華味噌でも可)を使って味噌炒めにします。他に、サクナの若葉は刺身のつまやヤギ汁の具、天ぷら、和え物など料理に使います。



2025.11.03 13:54 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 食材
島らっきょう
2025.09.07
 沖縄の方言でらっきょうを「ダッチョウ」と言いますが、これはかなり年配の方の話で、現在は「島らっきょう」の呼び方が主流。 本土で栽培されているらっきょうより小ぶりです。島らっきょうは生食が美味しいので、ちょっと欧米風に「島エシャレット」などと言って見たくなります。 Wikipedia フリー百科辞典によると ”一年物の早獲りラッキョウに「エシャレット」という商品名を命名したのは東京築地の青果卸業者である。名付け親である青果卸業担当者は『「根ラッキョウ」の商品名では売れないと思ったのでお洒落な商品名を付けた』と語っている。 ”もちろん、このブログで島らっきょうとエシャレットを混同させるつもりは毛頭なく、むしろ「島らっきょう」のネーミングをもっと広めたいと思っています。塩漬けや酢漬などの漬物にしたり、らっきょうチヤンプルー、らっきょう天ぷらなどにします。
 島らっきょうを美味しく食べるには、軽く塩もみして一晩寝かせた後、鰹削り節をまぶし、少し醤油をかけてサラダ感覚でいただきます。 香が良くピリッとした味は、お茶だけでなく、酒の肴にもぴったり。 塩を落とした島らっきょうをタッパー等の容器に入れ、冷蔵庫で保存すると1週間は楽しめます。



2025.09.07 09:50 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 食材

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