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アンダカシー
2024.06.02
豚の脂身から油脂(ラード)をとり、残ったものがアンダカシーです。画像はアンダカシーを作っている最中、豚脂が溶け出してきたところ。豚肉から油が出て、脂身が茶色くなり浮いてきたら網ジャクシですくい、軽く塩をします。油は少し冷まして、ラードがゆるいうちにアンダガーミ(油を入れる壺)に移します。近年食生活が豊かになっ来て、更に健康志向もあいまって今日の家庭料理ではほとんど使われなくなっています。
その昔、まだ沖縄の食生活が貧相で、芋が主食の時代、アンダカシーはりっぱな食材いとして利用されていました。アンダンスーの具や、カンダバージュシー(葉かずらの雑炊)に入れたりします。また出来立てのアンダカシーに軽く塩をふり、酒のつまみや、子供達のおやつ代わりにします。ただ、油をとった残りと言えども脂肪分が多く、食べ過ぎるとアンダイー(油酔い)と言われる、頭がトローンとした状態になります。人によっては気分が悪くなる場合もありますので、ちょっと気をつけましょう。

昔ながらの肉屋さんで売られているアンダカシーです。根強い需要があり、沖縄料理の隠し味などで威力を発揮する食材です。チャンプルー料理や沖縄風味噌汁、ンブシー(ウブシー)、ジュシーメーなどに使います。
2024.06.02 14:19
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